04/16 我れと我が母校

今日と明日は、ＯＦＦ。
普段はおまかせコースなんだけど、今日の休みは自ら志願。

年に１度の、休みたい休み。



夕方、東京駅に行き、社販で［ば］を買った。
168個分で、16,800円也。
で、それを持って、後楽園のそばにあるシビックホールへ移動。
19時の開場を待った。


今日は、Ｃの母校・陵東中の合唱公演だった。
［ば］は、後輩達への差し入れ。


陵東中は、毎年この時期に修学旅行で東京にやってくる。
で、上野公園で合唱のミニコンサートをしていた。
ただ、やはり野外。
雨が降れば、披露出来ない。
そこで大胆にも、去年初めてホールを貸し切ってコンサートを開いた。
そして今回、２回目の公演となった。

彼らは、合唱部ではない。
というか、陵東中に合唱部はない。
ごく普通の中学生が、修学旅行先で披露した。
こういうのって、多分全国で初めてのことなんじゃないかな。


コンサートは、「山形県民歌」で幕を開けた。
３部構成で、校歌や様々な合唱曲が披露された。
最後に、「ふるさと」で締めくくられた。
開場は、割れんばかりの拍手。
ブラボーの声、そして、アンコールの声が響きわたった。

生徒達はしばらく困惑していたけど、やがてピアノ伴奏が始まった。


「大地賛頌」

彼らの、渾身の歌声がホールに響きわたった。



Ｃには、誇れるものがない。
唯一あるとすれば、この中学を卒業したということ。



ささやかな誇り。